compasses of your heart

観劇旅行の思い出まとめ◎

韓国で初観劇~soml~

こんにちは☺︎

今回韓国で大好きなsoml(ストーリー・オブ・マイ・ライフ)を観てきたので、渡韓までのスケジュールと現地での流れ、舞台の感想を纏めました◎

2021年に日本でsomlを観てから大好きな作品の一つになって、YouTubeで韓国版の動画を見ている内に「次に韓国で上演される時は観にいきたいな〜」と漠然と思っていました。2022年の冬に韓国での再演が決定したタイミングで、どんな形であれ1回は観に行こうと決意! 同じくsomlが好きな母と行くか1人で行こうかな〜と思っていましたが、実際はミュージカルに全く関係ない友人と観光を兼ねて1泊2日の弾丸渡韓になりました◎

 

スケジュール

22/12月頃:韓国にてsoml再演が決まる

23/09/25:キャスト発表

23/09/26:キャスケ・チケット発売日発表

23/10/04:11/30-12/10までのチケット先行発売

23/12月:渡韓&観劇

そもそも再演が決まってからキャストや詳細が発表されるのがとんでもなく遅くて、本当に上演するのかなり心配でした笑 逆に詳細が発表されてからチケット発売までは一瞬で、たまたま仕事がお休みでチケット発売に参加出来たからよかったですが、日本で毎度このスケジュールでチケット売られたらかなり困るな…と思いました笑

チケット発売に伴い席種(左)と販売サイトの席割り(右)の2つの座席が公式HPにアップされました。


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最初からどのチケットがどこで発売されるか分かりやすくていいですよね。今回私は日本人の方がよく利用するインターパーク(下手側)からチケットを購入する事にしました。日本で例えるとぴあの様な有名なサイトで、日本語サイトがあるので日本の一般先着をやるのと大差なかったです。そもそも韓国に関しては、座席選択可能な先着先行のみ発売方法なので、先着にさえ参加出来れば誰でも良席で観劇することが出来ます。しかも公演によっては早割りが適用になるとか!これは日本にはない画期的なサービスだなと思います◎

私の狙いは5-7列目のドセンで14:00の先着で、もたつきながら14:05には希望日の5列目センターブロックを購入出来ました!予約と同時にメールが届きます。f:id:abc1876:20231208004439j:image購入後に予約した内容が書かれた予約確認書面を印刷して終了です。f:id:abc1876:20231208004406j:image

ホテルはチケットを手配する前から東大門駅から徒歩圏内且つ劇場から1km位の所で既に手配してあったので、すぐにスマホで航空券を手配して準備完了です!f:id:abc1876:20231208011343j:image

 

公演詳細

ストーリー・オブ・マイ・ライフ

스토리오브마이라이프

会場: 斗山アートセンター

住所:ソウル特別市鐘路区蓮池洞270(서울특별시 종로구 연지동 270)

最寄り駅の鍾路5街駅(1番出口)から歩いてすぐで東大門駅からは約1km

 

韓国に着いて、ホテルに荷物を預けて食事や観光をして、ソワレの時間になったら劇場へ向かいました。会場の斗山アートセンターは大通りから1本入った所にあります。

来たぞっ!トム!ついに!!!f:id:abc1876:20231208005120j:image会場の外にはsomlの看板が!f:id:abc1876:20231208005743j:image登場時のトムのように飲み物片手に写真を撮りました笑 この時の元基トム、スーツも相まって脚長すぎて大好きです◎

ロビーは建物の地下一階で、まず会場につくとチケットの引き換えに並びます。f:id:abc1876:20231208010153j:imageGoogle翻訳した所、インターパークやチケットサイトで買った人が右側で、左側は当日券や招待の方の列との事でした。Google翻訳様々です笑 私はインターパークでチケットを取ったので右側の列に並びます。事前に印刷していた予約確認書面を見せると、特にパスポートの確認や質問等される事なく、すぐにチケットを渡してくれました。f:id:abc1876:20231208171413j:imageチケットがsomlモチーフのデザインでとっても可愛い〜!無事入場出来そうだし、引き換えたチケットも可愛いし、この時点で既にルンルンです☺︎ 友達は観劇しないのでここで一時解散しました。ケチってWiFiを1台しか借りていなかったので、何かトラブルがあってチケットが引き換えれなかったら怖いなと思い、会場までは一緒に来てもらいました笑 いつも待たせたり、現地解散したりワガママばっかりでごめんね笑

そのままチケットを確認される事もなく入場。入口近くにあるグッズ売り場に行きます。

とりあえず事前に買う予定だった過去グッズのスノードーム、何個あっても困らないマスキングテープ、物販のお姉さんに進められたカード(?)を買いました。物販はガラガラ…というか私以外誰もいなかったのでのんびり迷っていたら、スタッフのお姉さんが「これ可愛いですよ〜」と日本語で話しかけてくれました!今回の旅行は1泊2日で、劇場以外にもメジャーなお店や観光地しか行かなかったので、どこに行っても向こうの方が日本語で話しかけてくれて、こちらもほぼ日本語しか喋りませんでした笑 観光地なら分かりますが、まさか劇場でも日本語で行けるなんて!しかも購入後にロビーをフラフラしていたら、さっきのお姉さんが「これ1枚!」と無料で配布している(?)塗り絵をわざわざ持ってきてくれました!お姉さんの優しさが嬉しくて、観劇前から泣きそうでした笑 f:id:abc1876:20231208011514j:image韓国のsomlグッズ本当に可愛くて、日本に帰ってきてからもずっと眺めてます♡ 特にスノードームは念願だったので、売り切れたらどうしようかと買うまでヒヤヒヤしていましたが、無事に買えてよかったです!ピンバッジ2つは終演後に泣きながら勢いで買い足しました笑 あと写真右上の小さなネイビーのカードはポイントカードで、可愛かったのでついでに貰っちゃいました◎ f:id:abc1876:20231208234403j:image中のスタンプもめちゃくちゃ可愛い♡

そこからロビーにあるキャスボの写真を撮ります。f:id:abc1876:20231208011005j:image最近は日本も韓国っぽい顔写真付きのキャスボが増えてきて嬉しい!欲を言えば並ぶの面倒臭いから各階に2つずつぐらい設置して欲しいなぁと毎度思ってます() 1階席はもう1つ下の階なので、階段を使って降ります。そこにあるのが、とっても可愛いフォトスポットです。f:id:abc1876:20231208011204j:image

とりあえず沢山写真を撮りました◎日本から連れてきた万里生アルヴィンとも記念に!f:id:abc1876:20231208011228j:image

今回は18:30にチケットカウンターオープン&開場→19:00場内オープン→19:30開演の流れでした。ロビーではずっとsomlのOSTが流れていて気持ちを高めてくれます!f:id:abc1876:20231208012356j:image100分間休憩無しの演目ですって書いてあるであろう看板があったので、とりあえず読めないけど写真を撮ります笑 f:id:abc1876:20231208011421j:imageチケットのもぎりは場内に入る時にやるタイプで、もぎる時にお姉さんに何か言われましたが韓国語で全く分からず…。多分雰囲気的には再入場出来ませんって言ってたと思います…多分…笑 というのも結構皆ギリギリまで客席に座らない!私は友人にWiFiルーターを渡しているのでスマホ触れずやる事もないし、オケの練習も聴きたかったので早々に入りましたが、開演10分前ぐらいまで会場の埋まりが3割位で、あれ?somlって人気あるんだよね?と少し心配になるレベルの空き具合でした笑 実際はその後から続々とお客さんが入ってきて、私が観劇した日は8割ぐらい客席は埋まっていたと思います◎

感想

期待値100に対して5,000ぐらいの満足度で、ホテルまでの帰り道に絶対期間中にもう1回行くぞと思う位には感動しました!!!話や曲がいいのは既に知っていますが、役者と韓国版の演出が最高過ぎました…。

まず役者さんに関しては、歌が上手いのは当たり前として、演技が良過ぎました…。今回キャスケやチケット発売より前に、仕事の休みの関係もあり渡韓の日は決まっていて、休みに合わせてチケットを取った形なのでキャストは全く選びませんでした。私自身初めての韓国での観劇&韓国のミュージカル俳優さんも全く知らない状態で、韓国演出のsomlが観たい!という気持ちだけで渡韓を決めたので、多分誰で観ても上手いでしょと思っていましたが、本当に上手かったです笑

特に私の大好きな1876年が素敵で、過去の回想のシーンの中で子供のトムが緊張しながらも本の魅力を語るような拙い歌い方から始まり、「こんなの書けたらかっこいいなぁ」から大人になって、最後は大人の状態で歌い終わって回想も終わる…という最高に粋な演出というか演技で。何度も(日本同様タンブラーで給水中の)アルヴィンに視線を送りながら一生懸命歌う子供のトムも、昔を思い出しながら、噛み締めながら歌う大人のトムも、両方にそれぞれの良さがありました。

あと元々日本版とは違って、トムが歌いながら持っているトムソーヤの冒険の本が光っているのをYouTubeで見ていて、凄くいいな〜と思っていましたが、その演出も生で見るとトムの人生を変えた1冊というのがより際立って、本当に…凄くよかったです(語彙力)

全体的には日本より更にシンプルな演出で、小道具も1876年のトムソーヤの本とサラとのレストランのシーンの椅子位しか使ってなかったかな?あとは所々に散らばる紙と想像力を使って観るタイプのつくり方でした。好き。

とりあえず細かい感想に関しては言い出すと止まりませんが、日本に帰る時には次の渡韓の日程を決めてホテルを取る位には大満足して帰ってきました◎

実際冷静に考えると1泊2日で行けるし(多分関東在住の人なら日帰りでも行ける)、交通費も時間も東京大阪間の新幹線と対して変わらないし、日本語は通じるし…。本当に自分の気持ち次第で全然気軽に行ける事が分かったので、観たい演目があったら迷わず渡韓も視野に入れようと思います笑 

2月の渡韓が楽しみだ〜〜〜!!!折角ならスタンプカード押してもらうぞ〜〜〜!!!

フランス旅行記~ミュージカルの聖地巡礼②~

こんにちは、すずきです☺︎

前回に続きで、パリの旅行記になります。 今回はパリの市内を巡った1日の流れをお話します♪

コンコルド広場

この日は朝一番の回でオルセー美術館に行く予定でチケットを手配していたので、その前にマカロンで有名なラデュレ本店にモーニングを食べに行きました。心で「メロディ~メロディ〜パリの空の下〜♪」とルンルン歌いながらラデュレ本店の最寄り駅に降りると…

時間に余裕があれば一目見たいと思っていたコンコルド広場でした!f:id:abc1876:20230916222955j:imageこの場所は昔、革命広場と呼ばれギロチンが設置されていました。ルイ、マリー、ダントン、ロベスピエール等沢山の人がこの場所で処刑されています。今はパリオリンピックの為に改装中で記念碑しか見ることが出来ませんでしたが、本来はもっと大きい広場なようです。個人的にはこんな街の中心にギロチンがあって、日々処刑が行われていたことがだいぶ衝撃でした。でもせっかくなら訪れたいと思っていた場所に思いがけず行くことが出来て嬉しかったです◎

 

アレクサンドル3世橋

パリから帰ってきた後に梅芸版アナスタシアを観ましたが、めちゃくちゃパリ市内の映像が出てきてびっくりしました。その中で話の中心に出てくるのがアレクサンドル3世橋です。普通に観光名所として有名なので、コンコルド広場からオルセー美術館に向かう際に歩いて渡ったんですが、なんと写真を撮ってない!f:id:abc1876:20230923235440j:imageこれは別日にセーヌ川のクルーズに乗船した時に撮った写真です笑 セーヌ川には何本も橋が架かっていますが、ずば抜けて豪華なのですぐに見つけることが出来ます◎ 2020年に観れていればポスターと同じポーズで写真撮れたのに…!コロナめ…!!!

 

チュイルリー公園

オルセー美術館からオペラガルニエに行く途中に少し寄り道して通ったのが、チュイルリー公園です。f:id:abc1876:20230916223030j:image MAの恐怖政治のシーンで「チュイルリーに行ってあの女を殺せ!」というセリフがあるように、この場所に建っていたチュイルリー宮殿にマリー達は幽閉されていました。宮殿自体は無くなっていて、ここはその跡地に建てられた公園だそうです。

ちなみにマリーアントワネットの移動歴(?)はこちら↓f:id:abc1876:20230916223041j:image

大きな噴水の周りのベンチで沢山の人が談笑やお昼寝をしていてとても素敵な公園でした。ちなみに隣にはルーブル美術館があります。

 

オペラガルニエ

皆さんご存知、オペラ座の怪人とファントムの舞台になったあのオペラ座です。私が初めて同じ演目に通ったのが高校生の時にハマった四季のオペラ座なので、これも思い入れは強いです! あとは私の贔屓、柿澤さんが若かりし頃に行っていました◎

外装は残念ながらパリオリンピックに向けて改装中の為見ることが出来ませんでした。f:id:abc1876:20230924000502j:image

入り口がとても分かりにくく、ネットの記事を見た所『建物の西側』と記載があり、「西側ってどっちなの〜」と友達と騒いでいたら、たまたま隣で信号待ちをしていた日本人のマダムが道案内をしてくれました!ちなみに日本人の方に会ったのはこのマダムとオペラ座内で見かけたご家族ぐらいでした。

まず入口に入ると客席の写真に大きく赤色のバツが描かれた看板が至る所に建っていました。え、客席見れないって事…?と大焦り。というのもオペラ座の客席に降りるには専用のガイドさんのツアーに申し込む必要があります。ただ時間が限られる&日本語ガイドがない&受付でパスポートを預ける必要があるとの事で今回は自由観覧にしていました。しかし、自由観覧でも2階からなら客席が見れるスペースがあると調べていましたが、たまに見れない時があるとかないとか…。海外は日本と違って曖昧な所が多いので一様覚悟はしていましたが…。

オペラ座の中では①マスカレードの階段②客席③ファントムの5番のボックス(オペラ座の怪人の中のセリフで「私はこの舞台をいつもの席、すなわち5番のボックス席で拝見させていただく。したがってその席は常に私の為に空けておかれたい。」「5番のボックスは空けておけと言っただろッ!!!!」等沢山出てくるファントムの指定席)の3つは絶対に見たい場所だったので、客席が見れないのか…とテンションが急降下…。とりあえず中に入ろう…と中に入って最初に出てきたのが

マスカレーーーーーーード!!!仮面舞踏会ーー!!

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テンションが一気に天井まで上がります!凄い凄い!テンションが上がって同じような写真を何枚も撮りました笑 ヴェルサイユ宮殿に負けず劣らずの本当に豪華な内装です。あの有名な(?)マスカレードのポーズで撮ろうかとも思いましたが、流石に勇気がなくて断念しました笑 テンションを取り戻した私はこの階段を登って5番のボックスを探し始めます。たしか事前の調べでは2階下手側の端っこだったはず!と意気揚々と探しに行きますが……まさかのこれも見つけられず…。

5番のボックスに関しても日によってその場所まで行けない日があるらしいとは調べた時に出てきましたが、まさか5番のボックスも見れないなんて…。マスカレードの階段でオペラ座の屋上まで上がったテンションが地下室まで落ちました。一様、と思い客席に行けそうな扉を探すもやはり空いておらず…。結構落ち込んで10分ぐらいベンチに座っていましたが、いつまでも落ち込んでいてもしょうがないので、オペラ座のもう1つの見どころグラン・フォワイエを探しに行きました。さらに1つ上の階に上がると、やはり客席までの扉は開いておらず…。ボックス席の窓から中を覗いた所、劇場内ではリハーサルをやっている様子でした。実際に使われている劇場なので、多分こんな日もあるんでしょう。でもあれ?同じようなボックス席がこの階にもあるぞ、もしや…と思い下手側に行くと……

あったぁああああああ!!!!

5番のボックス〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!ファントム〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

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階数間違えていただけでした笑 ファントムの指定席、5番のボックスがあるのは2階の下手側です!笑 なんか2階っぽい所にいると思っていましたが、最初に探していた所は1階だったっぽいです!冷静に考えれば分かるんですが、気が動転していて全く気が付きませんでした笑f:id:abc1876:20230916223357j:image

ネームプレート(?)にはちゃんとファントムの名前が書かれています。 感激してキャッキャはしゃいでいましたが、驚くべきは5番ボックスの周りにだーーれもいない事!皆オペラ座の怪人知らないの?逆に何故それでオペラガルニエ来たの?と心配になるぐらいの無関心っぷり。無関心というか人がここまで1人も来ません笑 知らない人からすればどれも同じボックス席なので、わざわざ2階の端っこのボックスなんて見ないのかな?初めの方は私も自分だけが独占するもの良くないと思い、ベンチに座って5番のボックスを眺めていましたが、本当に人が来ない笑 思う存分ファントムに思いを馳せる事が出来ました!f:id:abc1876:20230916223417j:image

ひとしきり同じような写真を撮りまくり満足してその場所を離れた時、向こうから「OMG!!!!!」と言いながら10代ぐらいの女の子が走ってきて写真をバシャバシャ撮り始めました笑 あの様子から察するにオペラ座の怪人が好きなんでしょう!友達に「あの子すずきと同じ反応してるね笑」と言われました笑

あとはグラン・フォワイエを見てお土産買って帰ろうか〜と歩いていた所、先程5番のボックス前で写真を撮って下さった方が「客席開いたわよ!」と声をかけて下さり!慌てて言われた方に向かうと…

入れた〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!シャンデリア〜〜〜〜〜〜!!!!ジャーーンジャジャジャジャーン!!

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またもテンションが上がりまくってまた同じ写真や動画を撮りまくります!あとから見返すと全部の写真に5番ボックス写るような角度で撮ってありました笑 豪華な劇場という空間だけでもテンションが上がるのに、ここにファントムが!エリックが!クリスティーヌやラウルが!と思うと、もう堪りません。そもそも劇場の客席という、あの特別な空間が大好きだなと改めて感じました。

大満足してグラン・フォワイエへ。f:id:abc1876:20230916223459j:image ヴェルサイユ宮殿の鏡の間よりは狭いですが、体感的にはヴェルサイユ宮殿の鏡の間よりも豪華で、ここ数日で豪華な建物に見慣れた目でも非常に感動しました。

そういえばMAの最初にフェルセンが「出会いは10代の頃オペラ座の仮面舞踏会〜♪」と歌いますが、このオペラ座ってオペラガルニエなんでしょうか。もしオペラガルニエならきっと舞踏会が行われたのはこのフォワイエなのかなと思ってニヤニヤしてしまいました。ちなみに私はMAの原作小説のマリーとフェルセンの出会いが大好きです!花總さんと万里生さんに当てはまり過ぎるので、是非そのページだけでもご覧ください笑 これは全く関係ない私が大好きな万里生さんのブログです↓

最後にお土産屋に行ってオペラ座観光は終了しました。テンションの浮き沈みが激しかったですが、結果見たかった所は全て見れたので、きっと日頃の行いが良かった…のかな?笑

 

パレ・ロワイヤル

1789でマリーとフェルゼンが密会したり(廣瀬フェルゼン大好き)、ロナンが酔い潰れて寝ていたり、ここに集まったシトワイヤンがオランプパパの火薬庫に向かったりなどなど…。セリフとしても劇中でもよく出てくるパレ・ロワイヤルですが、事前に下調べした際に『有名な写真映えスポット♡』と出てきてびっくり!違うじゃん!映えスポットじゃないじゃん!フランス革命が始まる場所じゃん!

ちなみに今更ですがフェルセンとフェルゼンの違いに関しては、私の贔屓田代万里生さんが分かりやすいブログを書かれていますので是非ご覧下さい↓

ここは本来オペラガルニエの前に行く予定でしたが、道に迷って入口が見つけられず、一旦後回しにしました。ただどうしても諦めきれなかったのでその後にもう1回探しました笑 ちょっと入り口が分かりにくかったです。

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本来この柱の上に乗って写真を撮るのが定番らしいのですが、この日はロープがあり中に入る事が出来ませんでした。そのお陰で私としては人が映らない写真が撮れて逆にラッキーでした◎ 建物の上にあるフランス国旗が風で靡いているのがすごく素敵で。この旅の中でもかなりお気に入りの写真です!語彙力がないので上手いこと表現出来ませんが、想像以上に感動したというか、パリに来る前星組1789を観たからか、心の中で「武器を持ち立ち上がれ〜シトワイアン♪」「明日の歴史を変えるのだッ!」と歌いながら感傷に浸っていました。(そんな人周りに全然いなかった笑) 

ちなみに帰国後に知りましたが、MAでマリーが登場する舞踏会のシーン「久しぶりのキャンドルの海、懐かしいわ〜♪」や、私たちは泣かないを歌っている回廊もこのパレ・ロワイヤルだそうです!そうです、万里生さんのブログで知りました笑 もうここまで来るとフランス革命の場所を巡っているのか、万里生さんの旅行をなぞっているのか分かりません笑

 

コンシェルジュリー

MAではおなじみ、マリーやルイ達が最後に過ごした場所で別名:死の牢獄/ギロチン控えの間です。今回は外観のみを見て次へ向かいましたが、中を見学する事も可能だそうです。当時の牢獄の様子が再現されていたり、マリー達の遺品も展示されているそうです。元々宮殿だったこともあり、外観は想像以上に綺麗でした。また外にはマリーがギロチンへ連れていかれる時の有名な絵が旗になっていました。

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パレ・ド・ジュスティス

今も最高裁判所など複数の主要司法機関が置かれている場所で、首飾り事件の裁判が行われたり、3部会、その当時革命裁判所が設置された場所でもあります。つまりマリーやロベスピエールが死刑宣告を受けた場所です。革命裁判所…マキシム…恐怖政治…サンジェスト…朝美絢さんかっこいい…。恐怖政治の時の目が決まってる望海風斗さん大好きです…。私は2023年ジキハイを見て真彩さんを知り、その後真彩さんのファンの方に進めて頂いたひかりふる路を見て、今回は見送ろうと思っていたファントムに行きました笑 私の贔屓、柿澤勇人さんと真彩希帆さんのジキハイ最高なので是非見てください↓

真彩さんに私の好きな役全部やって欲しい!あとMAの恐怖政治の歌のソニンさんが大大大好きです!!!屈曲な革命家達を黙らせる説得力!!!

話を戻すと、実はこの場所、私のミュージカルと関係無く行ったサントシャペルと先程ご紹介したコンシェルジュリーの間にある建物でした。f:id:abc1876:20230924003450j:image

ここも事前に存在は知っていましたが裁判所だし友人を連れていく訳には…と思って外観だけ写真を撮ろうと思っていました…が!!!サントシャペル見学後に友人がお手洗いを探していて、同じ敷地内のちゃんとしてそうな建物の中に入ったら、それがパレドジュスティスでした笑

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え、ここで3部会やったって事はありとあらゆる人がここに来てたってこと?!この階段も皆通ったりした?!えぇ凄い!!!と急に現れたフランス革命関連の建物にテンションがとんでもなく上がりました笑 でも観光スポットではないからか館内にスタッフも観光客も誰もおらず、どこまで入っていいのか分からず、入口付近をフラフラしただけで奥の方へは行きませんでした。f:id:abc1876:20230916225310j:image完全にリサーチ不足だったので、もしかしてフランス革命関連の展示品とかあったのかな…と思うと若干悔やまれますが、偶然とはいえ同じ場所に立てただけでも大満足です◎

 

ノートルダム大聖堂

ご存知皆大好き、劇団四季ノートルダムの鐘に出てくるノートルダム大聖堂です。 2019年の火事により、2023年夏の時点では中に入場する事は出来ませんでした。f:id:abc1876:20230916225344j:image修繕工事中で囲いやクレーンがあったりしましたが、周りには多くの観光客の方が来ていて、この場所がいかに有名で沢山の人に愛されている場所なのかを実感しました。外にはガーゴイル達の像が並んでいて、有名なバラ窓も見る事が出来ました。映像では決して出来ない演劇的な鐘の演出が大大大好きで、普段四季を観ない方でも、演劇が好きな方には絶対におすすめな作品です!いつかまた次にパリに行く時には絶対に中を見学したいです☺︎

 

以上で長い1日が終わりました◎ブログには記載していませんが、他にも美術館に行ったりランチにスタバ・買い物をしていたので、12時間以上歩きっぱなしで本当に疲れました笑 パリ観光をする時は絶対慣れたスニーカーで行く事をオススメします!

 

番外編~次回行きたい場所~

カルナヴァレ博物館

現在はパリの歴史資料を収めている博物館で、フランス革命時代を偲ぶ貴重な所蔵品が見られるそうです。

バスティーユ牢獄

ヴェルサイユ宮殿へ行進する前に民衆達が武器を取りに行った監獄で、1789のオランプパパの職場でもあります。現在は記念碑が建っているそうです。今回の行動範囲から若干外れていた為、断念しました。

コンシェルジュリーとノートルダム大聖堂

次は絶対中を見学したい!

 

お土産

今回自分用に買ったお土産の一部がこちら↓f:id:abc1876:20231012001639j:image

ヴェルサイユ宮殿でポストカード/本2冊/ピアス/チョコ/トートバッグです。ピアスはヴェルサイユ宮殿の柱や壁紙にも用いられていたブルボン王朝のマーク型のピアスで、一目見た瞬間に購入を決めました!このピアスを付けて先日意気揚々とクンツェ&リーヴァイコンサートに行きました笑 本は何冊か種類があり、日本語訳されたものも売っていました。私はなんかかっこいいからというバカっぽい理由でヴェルサイユ宮殿に関するフランス語の本とマリーとヴェルサイユ宮殿に関しての本を日本語で買いました☺︎

オペラガルニエではポストカード/ステッカー/キーホルダー/ポーチを買いました。めちゃくちゃテンションが上がっていたので爆買いする気満々でしたが、オペラ座の怪人関係のグッズが非常に少なく…。ポーチに関しては2階から客席を見ていた時に座席に触る事が出来て(?)、その座席とそっくりな触り心地だったので、ここでこんな似た材質のポーチ売ってるって事は同じ生地で作ったポーチなんじゃない?!と勝手に話し合って決めました笑 f:id:abc1876:20230928225407j:imageこのサイズのポーチ絶対使い道ないな…と思いながらも、何か記念に欲しくて気が付くと買っていました笑

 

まとめ

出発までは自分がパリ旅行を楽しめるかどうか結構不安でした。というのも私自身海外旅行は好きですが、ビーチリゾートや近場のアジアに行く事がほとんどで、世界遺産や美術館を見て感動出来るか未知数だったので。実際国内でもお寺・お城系の観光あまり好きじゃないし。でもいざ行ってみるとパリに関しては大好きなミュージカルの元となった場所という事もあり、とんでもなく楽しかったです!帰る頃には絶対にもう一度来たい、いや行くぞ!と思う程には私に向いている国でした♪

あとはガイドさんの偉大さも痛感しました。特にヴェルサイユ宮殿に関しては、ずーーっとキラキラした部屋を回るので、最初は感動しますが途中から全部同じ部屋に見えてきます。ヴェルサイユ宮殿に多少知識や興味がある私ですらそう思うので、一般の方(?)なら尚更だと思います。でもガイドさんの説明があるとそれぞれの部屋の意味や歴史を聞く事が出来て、飽きることなく回る事が出来ました!次も絶対ガイドさんかイヤフォンガイドを借りようと思います。

 

とりあえず普段東宝を観ない方は、東宝の『マリーアントワネット』を絶対に見て欲しいです! 1789のようにフランス革命の時代を王政側・市民側どちらにもスポットが当たっていますが、どちらかというと王政(マリー)側のお話です。

個人的におすすめなのは花總マリーと万里生フェルセンの組み合わせの『M』ですが、宝塚が好きな方は古川雄大さんの顔が好きなイメージがあるので古川フェルセンが見たい場合は『A』の購入をオススメします笑

また普段宝塚を見ない方は『ひかりふる路』のDVDを今すぐに買って欲しいです!フランス革命の市民側・ロベスピエールの生涯の話で、私はこの話を知ってからMAの理解度がぐんと上がりました!何よりもトップコンビの歌が上手い…。特に真彩さんはいい意味で宝塚のトップ娘役としてのイメージが変わりました。宝塚のフランス革命系のお話は人数が多いので迫力があって好きです◎

 

色々書きましたが、パリは地下鉄で楽々移動できますし、ミュージカルが好きな人は絶対に楽しめる場所だと思いますので、機会があればぜひ行ってみてください☺︎

早くまたパリに行きた〜〜〜〜い!!!

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フランス旅行記~ミュージカルの聖地巡礼①~

観劇と旅行が趣味のすずきと申します☺︎

突然ですが今年の8月に初めてのフランス旅行へ行ってきました。計画の段階で折角ならミュージカル、さらに言うとフランス革命作品の舞台となった場所も巡ろうと思い、言わば聖地巡礼をしてきました!

旅行後に見返して思い出に浸る為に初めてブログを書いてみたので、同じ趣味の方はゆるっとご覧下さい☺︎

 

初めに

私は東宝ホリプロ・梅芸のミュージカルを中心に、四季と時々宝塚を観劇しています。今回のブログに出てくる作品は下記の通りです↓

フランス革命作品

その他パリが関連する作品

※このブログによく出てくる作品を赤文字にしています

今回他にも予定があったので、パリの市内観光が出来るのは2日間という超ハードスケジュール…。さらに一緒に行くのはミュージカルを観た事がない友人なので、いかに友人に迷惑をかけず回りたい箇所に立ち寄れるかがポイントになります笑

ただ調べて行くと私の回りたい観光地はベルサイユ宮殿を除いてどこも近場な事が発覚し、フランス革命がこんな狭い所で行われていた事実にびっくり!

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ちなみにMAの首飾り事件の後フェルセンが向かったヴァランシエンヌ(の駐屯地)はヴェルサイユ宮殿から車or電車で3時間…。馬車ならもっと時間かかるはずだからやっばり遠い…。あとマタとアルマンが立ち寄ったリヨン駅はパリ北駅からTGVで2時間…。大佐可愛そう…。

そしてさらにびっくりしたのは、6月頃に私の贔屓、田代万里生さんもパリに行ってた事が発覚しました!しかも万里生さんが回った場所と、私が行く予定の場所がほぼ同じ笑 丁寧でわかりやすい解説が評判(?)の万里生さんのブログで沢山予習出来ました☺︎ より詳しくパリの観光地に関して知りたい方は2023年6月から9月頃の万里生さんのブログをご覧下さい笑↓

では観光した順番に纏めていきます。またド素人が趣味でネットや本等で調べた情報の為、誤ってる点がありましたら優しく教えてください!

 

ヴェルサイユ宮殿

私の1番大好きなミュージカルはマリーアントワネット(通称MA)なので、今回1番楽しみにしていたのは断トツでヴェルサイユ宮殿でした。

特に作中に出てくるプチトリアノン宮殿にはど〜〜〜しても行きたかったので、ここだけは友達に頼み込んで私が2人分のチケット代金を払って見に行きました笑

と言うのも後からお話しますが、このプチトリアノン宮殿はメインのヴェルサイユ宮殿から非常に離れている為、通常の観光客の方はあまり足を運ばないそうです。

 

まずはメインのヴェルサイユ宮殿から見に行きました。最初に出てくるのはよく見る豪華な門。f:id:abc1876:20230915194613j:image

ついに憧れのヴェルサイユ宮殿に来たんだ!とテンションが上がります◎ そもそもヴェルサイユ宮殿とはマリー達王族がフランス革命が始まるまで暮らしていた宮殿になります。ガイドさんによるとこの宮殿が利用されていたのは100年程と非常に短いそうです。

この門の横にある入口から中へと入っていきます。中に入ると見どころが沢山あるので、特に気に入った所をいくつか紹介します。

入ってすぐの場所にあるのがマリーとルイが婚礼の儀式を行った場所です。

f:id:abc1876:20230915194710j:image中に入る事は出来ませんが、外から覗く事が出来て、沢山の人が写真を撮っていました。私自身ガイドさんに教えてもらうまではここでマリー達が挙式をした事を知らなかったので、急にテンションが上がって写真を撮りまくりました!ガイドさんは偉大だ…。頭の中では雰囲気が似ているというだけで、ここには全く関係ない城田トートの“不幸の始まり”が流れていました笑

豪華な部屋(マリーの寝室とか)を色々進んでいき、割と後半に出てくるのが鏡の間です。f:id:abc1876:20230915194839j:image

鏡の間はミュージカルでもよく出てきますが、何故か頭の中には「王妃様貴族たちが亡命の準備始めてる あなたも早く逃げた方がいい〜」とポリニャックの歌声が流れていました笑 確実にこの場所にマリー達はいたんだ、と強く感じた場所です。とにかく豪華絢爛で、その当時の王族や貴族の裕福な生活を見せつけられているようでした。

その後に出てくるのがこの階段です。f:id:abc1876:20230915194925j:image皆素通りしている普通の階段ですが、ガイドさんが「この階段から革命家達が登ってきて部屋の中に入ってきました」とサラッと言ってのけたので、私は大パニックです。え、え、ここから登ってきたの?!ロベスピエール達はここ登ってルイとマリーに会いに行ったって事?!すごい重要なフランス革命ポイント(?)じゃん〜〜!ととにかく大興奮!ルイはここで市民に銃を向ける事はできないと言って、マリー達はパリ(チュイルリー宮殿)に連行されていきます。それがまさにここで起こったと思うと、もう…。ちなみにこの階段の写真を撮っているのは周りで私だけでした笑 階段は館内の1番最後で、この階段を降りてお土産屋さんが出てきて、外に出ます。滞在時間はおよそ2時間程で、ヴェルサイユ宮殿だけ見る人はこの後お土産を買って終了なります。

 

ここから歩いて離宮に向かいます。私が行きたいのは①プチトリアノン宮殿②王妃の村里③愛の殿堂の3つで、この3つは同じ敷地内にあります。ネットの記事や万里生さんのブログを見ると歩いて30分ぐらいとありましたが、私は迷いに迷ったので本殿から1時間ぐらいかかりました…。縮尺がないので伝わりにくいですが、とにかく遠いです笑f:id:abc1876:20230928115517j:image途中こんな感じの牧場?みたいな所も通ります↓f:id:abc1876:20230902093356j:image案内の看板も建っていなければ、言語の壁が高くて色んな人に聞いても全然何言ってるか分からない!笑 そして最終的にヴェルサイユ宮殿の敷地を出て一般道を歩いていくことになるとは…。係の人から「敷地の外から回っていけ」と言われたので歩いていましたが、一度外に出たらもう中に入れないのでは?とかなり不安になりながら、歩いて…f:id:abc1876:20230928001535j:image歩いて…f:id:abc1876:20230928001615j:image歩いて…f:id:abc1876:20230928001629j:imageやっっっとの思いで到着しました笑 正直心が折れかけました…。多分迷わなければここまで歩かなくて良かったとは思いますが、もう少し迷っていたら諦めていたかもしれません笑

チケットを出して最初に通されるのがプチトリアノン宮殿です。そう!ポリニャックが「お仲間は皆プチトリアノンでお待ち申し上げております」と言っている、あのプチトリアノン宮殿です◎ ルイがマリーに贈った同じ敷地内にある小さな宮殿で、マリーは豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿を嫌い、このプチトリアノン宮殿で子供や親しい友人と過ごしたと言われています。知識としては知っていましたが本殿と比べ物にならないぐらい本当にコンパクトな宮殿でした。でも豪華過ぎず、センスのいい家具や落ち着いた雰囲気がとても気に入りました◎ メインのお部屋は2階にあったので、まずは階段を登ります。f:id:abc1876:20230903005854j:image万里生さんも仰っていましたが、この階段をマリーやフェルセンも確実に歩いたと思うと考え深いですよね。

この階段を登ると出てくるのがf:id:abc1876:20230903010639j:image

一番有名なマリーアントワネットの肖像画です!これが見たくてプチトリアノンに来たと言っても過言ではありません!今回の旅で美術館にも行きましたが、私が感動したのは断トツでこの肖像画でした。お部屋の雰囲気とも合っていて本当に素敵…。お土産でポストカードも買いました◎ 

 

それ以外にはマリーがお友達を呼んでいたであろう客間や寝室などがありました。

寝室の窓からはなんと!マリーとフェルセンが密会していたという愛の殿堂が見えました。f:id:abc1876:20230915195110j:imageマリーもこの窓から愛の殿堂を見てフェルセンの事を考えたりしたかな?など勝手に妄想して勝手にニコニコしてしまいました笑 

次に向かったのは王妃の村里です。ここはめちゃくちゃ可愛いドレスを着こなしたMAのマリーの「あそこの農場には本物の動物たちがいるの。ねぇアヒルが見える?その向こうには酪農場と鳩小屋があるのよ。農場では卵やチーズが作れるけれど、小作人達は役者なの。気に入ったかしらアクセル?」というセリフにもあるようにマリーが作らせた偽物の農村です。 

私は1番好きなミュージカル曲がMAの中でフェルセンがマリーに向けて歌う『遠い稲妻』なので、遠い稲妻が歌われたこの場所には絶対に行きたかったです!プチトリアノンから歩いて5分程度。小川が流れる森のような場所を通ると…

うわぁあああ!!!ここ知ってる〜〜〜〜〜〜〜!!!劇場やDVDや写真でよく見た場所だ〜〜〜〜〜〜!!!大人になるんだッッッ!!!!マリーーーーーー!!!!

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少し前までいたヴェルサイユ宮殿と同じ敷地内に建っているとは思えない自然溢れる風景にただただ感動しました。本当に何から何まで絵のように美しく、マリーや子供達、ランバル夫人の「上げて下げてパンパンパンッ♪」という声が聞こえてきそう!実際この後ろに小さな丘のような草原がありましたが、海外の方がピクニックをしていました!ここには池の周りに数件の家やマリーが作らせた小さな劇場(今回は入れなかった…)などがあります。池には小さな手漕ぎボートが浮かんでいて、マリー達も同じ様なボートに乗って遊んだのかな?と思わずにはいられません!

ちなみにプチトリアノン宮殿の中に王妃の村里の絵が飾ってありましたが、こちらも非常に素敵でした☺︎f:id:abc1876:20230928115520j:image

実際にお庭に入ることも出来ますが、凄く丁寧にお花や農作物の手入れがされています。もうひたすら感動が止まりません!ヴェルサイユ宮殿に比べて圧倒的に人も少ない為とても静かで、森が近いからか鳥の声がよく聞こえます。実際プチトリアノン宮殿からここに来るまでの間に、手のひらより大きいサイズのリスに2匹会いました☺︎f:id:abc1876:20230915200616j:imageこの辺りからちょっと雲行きが怪しくなってきたので、急ぎめで次へ向かいます。万里生フェルセンの「そう嵐が〜あ"ぁ"らしが来る〜」という歌声を思い出して、天気にすらニヤニヤしてしまいます笑

最後は愛の殿堂です。f:id:abc1876:20230915200741j:imageここでマリーとフェルセンが密会していたと言われています。両側に橋があり、そこを渡って行きます。橋にも綺麗にお花が飾ってありました。ここでマリーとフェルセンが会っていたのか…と感動すると同時にそりゃこんな遠い所まで関係ない王宮の人達は来ないわ、と疲れた頭で考えていました笑 プチトリアノン・王妃の村里・愛の殿堂は近い所に立ち並んでいて、それぞれが5-10分程度で行き来できます。私は天気&閉園時間が迫っていた関係で1時間ちょっとで全て回り終えました。

帰りはバス(?)でヴェルサイユ宮殿まで帰ります。

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行きもバスに乗りたかったのですが、乗り場が全く分からず諦めました笑 最終的に全て周り終えるまでの滞在時間は約5時間でした。私は午後から閉館近くまでいましたが、午前中から行けばゆっくりランチやお茶をしたり、今回行けなかったお庭を見れると思うので、次行く時は朝から1日観光したいと思います。

ちなみに私は行きはガイドさんと一緒にパリ市内からバスで向かい、メインのヴェルサイユ宮殿はガイドさんと観光、その後解散してプチトリアノンには自身で向かい、帰りは国鉄とメトロを利用して帰りました。ベルサイユ宮殿は郊外にある為、市内から電車で1時間位で到着します。個人的にはバスの方が寝ながら移動できて楽でしたが、別に電車もさほど難しくはなかったので、どちらでもアクセスは可能だと思います。

あとは日本語ガイドさんやイヤホンガイドは絶対にあった方がいいと思います。多少知識のある私も、全く知らない友人もガイドさんがいることによってとても楽しめました☺︎

ずっと夢見てきたヴェルサイユ宮殿は思っていた以上に本当に素敵な場所でした!強いて言うならとにかく人が沢山で人混みが苦手な私はだいぶ人酔いしました笑 ただ、ミュージカルが好きな方は絶対に楽しめると思いますし、可能なら時間に余裕を持って早い時間から入場する事をおすすめします。あとは2023年8月時点では予約の入場が優先になっており、予約無しの場合は非常に待つか最悪のケース入れない事もあるようですので、予約は必須だと思います!

 

ヴェルサイユ宮殿に関しては以上になります◎

思っていたよりもかなり長くなったので、パリ市内観光は次のブログに記載します☺︎